NVCベトナム事業
本事業では奨学生の4年間の学費12万円を奨学金として支援する事業です。成績・家庭環境などを加味し、奨学生を選定し、サポーターさんを紹介させていただきます。私たちNVCの行っている奨学金支援事業は、奨学生とサポーターさんを資金面だけでなく、顔の見える関係として信頼関係を築くことを重視しています。そのため、奨学生の状況をお知らせしたり、お手紙のやり取り・スタディーツアーなどで交流を深めたりしていただいています。
この奨学金のサポーターとなり、ベトナムの未来に貢献
する若者を育成する本事業にご協力してくださる方を募集しています。
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障がい児支援事業
ホーチミン市内にある仏教寺院やキークワン寺が運営する、障がい児のための施設を支援しています。
2012年までに3つの施設に対し、
生活物資や子どもたちを送迎する
ための車の購入資金などを提供してきました。
フェアトレード事業
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孤児や親がいても貧困のため育てることが
できないこどもたちが生活するシェルターに
おいて、子どもたちが将来自立して生きて行く
ことを目指してフェアトレードによる支援を
行っています。
ミシンを使った縫製技術を習得してもらい、チュニックやマスク等を作ってもらい、新潟で開催するNVCのバザーなどのイベントで販売しています。
こんな素敵なチュニックドレスをはじめとしたNVCのフェアトレード商品は、こちらからご覧ください!
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ベトナム現地事情
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2021年9月2日
ベトナムラムドン省にあるマダグイ子どもセンターでは障害児どうを含む68名の子どもたちが生活しています。2012年から支援しているこの施設でも、コロナウィルス感染拡大による大きな影響を受けています。子どもたちは職業訓練を兼ね線香やビーズを製作して収入を得ていました。今ではその需要もなく収入が途絶えています。先日、隣のお店の女性がコロナウィルス感染者となり、お店に立ち寄った7人の子どもたちが濃厚接触者として隔離されてしまいました。幸い陽性反応は出ることはなく、施設でクラスターが発生することもありませんでした。(本当に良かったです)
NVCでは現地からのSOSを受け、毎月の補助食の支援を行っています本日、施設からお礼のメールと写真が届きました。2年間会えていない子どもたちは背が伸びたようです(^^)/
ベトナムではコロナウィルス感染拡大に歯止めがきかず厳しい状況が続いています。一日も早く状況が改善されること、そして子どもたちが健全な生活を送り、元気に学校に通える日がくことを願っています。
2021年8月29日
NVCの支援地ベトナムでもコロナウィルス感染が拡大し、厳しい状況が続いています。連日新規感染者が1万人を超え、ホーチミン市ではその半数の5千人、隣のBinhDuong省で4千人の感染が出ており、ベトナム南部での感染が拡大していることがわかります。ホーチミン市では7月からロックダウンによる都市閉鎖となっていますが、より厳しい外出制限による対策が講じられています。
世界的なパンデミックの中、ベトナム訪問はできない状況ですが、NVCでは現地のヘルプを得て、孤児院やシェルターへの支援を継続しています。
ロンアン省にあるキムチシェルターでは現在80名の子どもたちが生活しています。ロンアン省も新規感染が拡大しており同様にロックダウンの状況にあり、施設への訪問者もなく、寄付も途絶え、子どもたちは厳しい環境に置かれています。NVCが支援する裁縫教室も閉鎖となっています。そこで、NVCでは特別な栄養補給の食事を提供する支援を行っています。
8月20日、この日は久しぶりのお肉のランチがふるまわれました。育ち盛りの子どもたちには十分ではないかもしれませんが、できる限りの支援を続けていきます。ベトナムの子どもたちの状況を知っていただき関心を持っていただければ幸いです!
農村部の小学校支援事業
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ベトナムでは貧富の差の拡大と共に
教育機会の格差が問題となっています。
NVCでは、企業や団体、個人からの
寄付により、学校のない地域や校舎の老朽化により困っている地域を対象に
小学校を建設してきました。
その後は継続して交流し、PC教室への支援を行っていましたが2021年11月、国からの支援によりビンカンドン村小学校の合併による建て替えが決定しました。
現在もPC教室をはじめとして継続して支援を行っています。
こどもたちの教育環境の改善に取り組んでいます。